児童6人死亡事故の容疑者、発作の可能性。3年前も児童はねる
中日新聞:クレーン車事故「発作抑える薬忘れた」 柴田容疑者、3年前も児童はねる:社会(CHUNICHI Web)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011042090120814.html 栃木県鹿沼市で集団登校していた市立北押原小学校の小学生の列に大型クレーン車(12トン)が突っ込み6人が死亡した事故で、自動車運転過失致死容疑で送検された運転手柴田将人容疑者(26)が「持病のてんかんの発作を抑える薬を飲み忘れていた」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。 事故直前に車のハンドルを抱きかかえて伏せているように見えたという目撃証言もあり、鹿沼署は、事故当時柴田容疑者が発作を起こし、意識を失っていた可能性があるとみている。 また、柴田容疑者は08年4月にも鹿沼市の国道で、出勤途中に登校中の男児をはねて足に大けがを負わせた後、民家に突っ込む事故を起こしていたことが判明。自動車運転過失傷害罪で有罪判決を受け、執行猶予中だった。同容疑者は3年前の事故の際にも「居眠りしていた」と供述していた。 てんかんは、一時的にけいれんや意識障害などの発作が起きることがある。かつては免許の欠格事由とされ取得・更新ができなかったが、2002年の道交法改正で一定期間発作がないことなどを条件に可能になった。
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