センター試験、道に迷った女子高生をタクシーの運転手がタダで送り届ける。
親切タクシーありがとう センター試験日 会場まで案内 : 埼玉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110118-OYT8T01105.htm 熊谷市の熊谷女子高校3年の北田愛理さん(17)が、大学入試センター試験初日の15日、道に迷ったところを救い、試験会場まで案内してくれたタクシー運転手を捜している。「もう一度会って、きちんとお礼がしたいです」と18日、読売新聞熊谷支局を1人で訪ねて来た。 試験会場はさいたま市浦和区岸町の浦和第一女子高校。JR熊谷駅から高崎線に乗り浦和駅に降りたのは15日午前10時頃。浦和に足を運ぶのは初めてだった。 事前に下調べはしていたものの、すぐ不安になり、改札で駅員に場所を確認。丁寧に道順を教えてもらったが、5分ほど歩くと「本当にこれで合っているのかな」と感じ始めたという。 途中、同級生を見つけて後を付いていこうとしたが、同級生も同じく道に迷っていた。通りかかった人に道を尋ねて歩くうち、同級生の姿が消えていた。開始時刻まで余裕はあった。それでも「間に合わなかったら」という焦りで頭がいっぱいになった。 近くで女性客を降ろすタクシーを見かけたのはそんな時。すぐ駆け出し、窓をたたいた。「浦和一女の場所を教えてくれませんか」 男性運転手は窓を開け、「逆の方向だよ。近くまで乗せてあげる」。見知らぬ人の申し出に一瞬迷ったが、乗った。車内での会話は緊張していて覚えていない。10分にも満たない距離が長く感じたという。会場に到着し、タクシー代を払おうとした。「お金なんて大丈夫だから、試験を頑張ってきな」。運転手はそう言い残し、走り去った。 「会場に着いてから温かい気持ちになって、涙が出そうになった」という北田さん。「おかげで安心して試験に臨め、手応えもありました。感謝を伝えたい」。第1志望の都内の私立大の試験は来月。運転手の親切を思い出すたび、励まされる気持ちになるという。
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