岡山１６歳長女監禁死で母、無罪主張「縛るのは違法でない」

2 Tomo【管理人】 ★ [2011/06/01(Wed) 15:13]

asahi.com:母、弁護士に容疑否定／岡山監禁致死事件-マイタウン岡山
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001105270...
■容疑の母、検察官に
　知的障害のある長女が母親に全裸で浴室に監禁され死亡した事件で、逮捕監禁致死容疑で送検された清原陽子容疑者（３７）は、検察官の調べに「縛って浴室に立たせた事実は認めるが、こんなことになるとは思わなかった」と話したという。接見した弁護士が明らかにした。
　逮捕当日の２３日に弁護士が接見した際、清原容疑者はいすの上でのけぞり、全身を激しく震わせ、一言も話さなかったという。警察の調べにも黙秘を続けていた。
　清原容疑者は、逮捕される約１カ月前の４月末から数回、自ら弁護士事務所に相談に訪れた。その際、「逮捕されるかもしれない。殺すつもりはなかった」と涙を流しながら説明したという。
　岡山市などによると、長女の麗さん（１６）は３学期に入った今年１月以降、通学する高等支援学校で他の生徒の弁当を勝手に食べるなどの問題行動が増え、教員に「母親から食事を与えてもらえない」と訴えていたという。
　しかし弁護士によると、清原容疑者は「毎日弁当を作っていた。家でも普通以上の食事を与えたつもり」と話したという。また、離婚した元夫や近くに住む両親から生活資金の援助を受けていたといい、生活費に困っている様子はなかったという。
　これまでの県警の調べでは、清原容疑者は２月２８日午後８時ごろ麗さんを全裸にし、ビニールひもで両手首と両足を縛って自宅浴室に約５時間監禁。低体温症で死亡させた疑いがある。

「縛られた」先生に相談したのに…長女監禁死 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110526-OYT1T00220.h...
　岡山市で知的障害などがある長女（１６）が浴室に監禁され、母親の清原陽子容疑者（３７）が逮捕された事件。


　市こども総合相談所は、通っていた県立岡山瀬戸高等支援学校を通じて、長女・麗さんが事件前にも手足を縛られていたことを把握していた。同相談所は「母親との関係を強めていくことを重視し、強制立ち入りなどは考えなかった」とするが、専門家からは「関係性重視は分かるが、今回のような事件に発展するのは最悪のケース。行政は、母親が追いつめられる前に何をできるか考えなければならない」との声も上がっている。

　同相談所は事件発覚直後に記者会見を開き、２００８年から今年２月２２日まで学校から４回、あざがあったなどの報告があったことを明らかにした。また、会見では明らかにしなかったが、同日には、今年に入ってから麗さんが手足を縛られていたと２月に教諭へ相談していたことも把握。しかし、清原容疑者と連絡がとれていることや麗さんの年齢から「緊急性は低い」と判断したという。

　麗さんは同月２４日、清原容疑者了承のもと学校医と面談し、２８日には清原容疑者が学校医と話がしたいと同相談所に連絡。これらの行動について、同相談所は「関係を深めていくチャンス」ととらえていた。

　しかし、吉田恒雄・駿河台大教授（児童福祉法）は「手足を縛って子どもの体を拘束しており、判断が甘かったと言わざるを得ない。容疑者の『育児に疲れている』というＳＯＳだったのでは」と指摘。「行政は悲惨な事件が再び起きないよう、子どもを預かって母親に休んでもらったり、同じ悩みを持つ者同士が思いを共有できるネットワークを作ったりする手助けが必要」とする。

　田中直子・市こども・子育て担当局長は「学校と情報を共有し、連携を強化しようとしていた時だった。今回の判断が正しかったのか、専門家に委託して検証したい」としている。

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