2011民主党代表選:共同記者会見
◇党・政権運営 −−マニフェスト(政権公約)見直しをどのように進めるか。 鹿野氏 「国民生活第一」という基本的な考え方は捨てるわけにはいかないが、できるものとできないものを国民に示さなければいけない。 前原氏 政権交代で実現したこともたくさんある。マニフェスト見直しは理念が大事。中身は柔軟に見直すべきだ。 馬淵氏 震災や原発事故、財政的な制約やねじれ国会という環境変化に即して、理念を掲げながらも現実対応していくことが求められている。優先順位をつけて実行していくことが問われている。 海江田氏 「約束を守る」という政治姿勢は守らなければいけないが、状況の変化もある。できないことは、理由をはっきりさせる必要がある。 野田氏 マニフェストの理念は堅持すべきだ。民主党の目指す政治は日本の底力だった中間層の厚みを増すこと。基本的考え方は間違っていないし、堅持していくべきだ。 −−マニフェストは財源の見積もりが甘かったのではないか。 野田氏 財源確保の部分は埋蔵金を含めてワンショット(一時的)のものを含めて書いた。子ども手当や高校無償化のように何年も続けていく政策の恒久財源にはならない。その非は率直に認めながら、マニフェストの深化を図っていかなければならない。 −−野党時代に自民党政権が1年ごとに代わると批判したが、同じことになった。 前原氏 民主党政権で大きく変えたのは政府が政策を決めることだ。それが機能したか、党の一体化がうまく保たれたかを考えた時、大きく見直す点がある。政策調査会機能を見直す。 −−政治主導の修正か。 馬淵氏 行政組織は命令を下せば一斉に動くが、与党は400人の国会議員が一国一城のあるじ。意見をどう吸い上げて政府と一体化させるか知恵を絞らないと。 海江田氏 この1年を見ると、口では全員野球と言うが、半分は働けなかった。 野田氏 政権運営とは雪の道の坂を雪だるまを押していくようなものだ。内輪もめしたり、手を抜いたら落ちる。落ちた雪だるまは大きくなり、みんなで押し上げるしかない。だから全員野球だ。全員野球の中には役所も入る。 鹿野氏 政策を実行するにはまとめ上げなければならないということが、後回しになっている。
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